#7 投資信託 リスクとリターンの考え方

こんばんは!

更新が滞ってますが、、、本日はリスクとリターンの考え方について記事にしたいと思います。

投資で使うリスクと普段の会話で使うリスクは若干意味合いが異なるのがややこしいですね😗

 

リターンとは

投資で得られる収益のことを指します!これはわかり安いですね。

例えば、インデックスの一種であるMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス (ACWI)では、15年保有すれば、7.8%/年のリターンが期待できることがわかります。

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出典『MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス (ACWI)』 |株価指数 (myindex.jp)


リスクとは

リターンの振れ幅のことを指します。実際に上記の例でも隔年でリターンがばらついていますよね。その振れ幅を数値化したものがリスクになります。

同様に上記表では、15年保有した際のリスクは16.3%ということで、16.3%のふれはばがあることがわかります。

 

リスクとリターンの考え方

これらの数値を使うと、統計的な予測ができます。

約68%の確率で、リターン±リスクの範囲に収まります。

上の例でいくと、7.8±16.3すなわち、-8.5% ~ 24.1%の間に68%の確率で各年のリターンが収まることが予測されます。

さらに約95%の確率で、リターン±リスク×2の範囲に収まります。

上の例でいくと、7.8±16.3×2すなわち、-24.8% ~ 40.4%の間に95%の確率で各年のリターンが収まることが予測されます。

 

購入を検討している投資信託がどのような範囲で収まるのか、最悪の場合だとどのくらいまで資産が減少するかを知るのに非常に有用ですね😀

読んでいただきありがとうございました~

#6 投資初心者の資産状況

こんにちは!

本日は、いつも投稿している投資の勉強ではなく、投資初心者の私の資産状況に関して記載したいと思います。(大したものではないですが笑)

まだ投資を始めたばかりということもあり、資産の80%くらいは現金で保有しているため、運用している20%の資産にフォーカスして記載していきたいと思います。

投資国の比率

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先進国のうち半分以上は米国株なので、投資先の半分は米国になっています。

 

投資商品のうちわけ

日本株:自社株、TOPIXに連動するインデックスファンド(企業型DC拠出活用)

新興国MSCIエマージング・マーケット・インデックスに連動するインデックスファンド(企業型DC拠出活用)

先進国:MSCIコクサイ・インデックスに連動するインデックスファンド(企業型DC拠出活用)、S&P500に連動するインデックスファンド(つみたてNISA)

 

基本的に目の前の利益を気にせず、長期保有を前提とした投資を続けていきたいと考えています。

まだリスクをとれる年齢なので、徐々に現在保有している現金を投資していきます😄

 

定期的にアップデートしたいと思います!

では~

#5 投資信託 - 基準価額とは?

こんにちは!
本日は、投資信託の基準価額に関して記載しようと思います😀

 

基準価額とは

投資信託の値段のことを意味しています。
例えば、楽天証券eMAXIS Slim全世界株式を見ると、基準価額は13,142円だとわかります。

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(出典: 楽天証券HP)

基準価額は1口の値段ではなく1万口の値段を示しています。購入自体は、販売会社にもよりますが、100円などからでも可能です!

また、基準価額は1日1回計算されて公表されます。この点が上場株式のようにリアルタイムで変動する商品と異なる点になりますね!

 

基準価額の算出方法

純資産総額(投資信託の資産のうち、投資家に帰属する額)÷総口数=基準価額
ファンドの中身の株や債券が日々変動しているので、純資産総額も日々変動します。その結果、基準価額も日々変動するということですね( ̄︶ ̄)↗ 

 

本日はこのあたりで~

ありがとうございました😄

#4 投資信託の手数料

皆さんこんにちは!
本日は前回の記事に記載した投資信託のデメリットの1つである手数料に関して詳細を勉強していこうと思います😄

投資信託の仕組み

まず、どこに手数料を払う必要があるかを知るために、投資信託の仕組みを整理します。
以下が基本的な仕組みですが、実際は、「運用会社」以外に「販売会社」と「信託銀行」が登場します。

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  1. 販売会社
    投資信託を投資家へ売っている会社であり、証券会社、銀行や郵便局などが該当します。相談業務など窓口として重要な役割を担っていますね!
  2. 信託銀行
    投資家から集めたお金は信託銀行で保管・管理されます。運用会社からの指示に従って株式や債券などの売買や管理を行います。金庫番ですね!
  3. 運用会社
    投資信託を作り、投資家から集めたお金をどのように運用するか決定します。投資信託のブレインですね!

手数料

主な手数料は、「購入時手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」+隠れコストです。

  1. 購入時手数料 - 買うときの手数料
    その名の通り購入時に、販売会社に支払う手数料になります。ノーロード投信と言って購入時手数料が0円のものもあります。
  2. 信託報酬(運用管理費用) - 保有しているときの手数料
    投資信託保有している間に上記の3社へ支払う必要のある費用です。投資信託の目論見書には年率でいくら支払うのかが記載されています。長期投資をするうえで、この手数料が大きなものになるので商品を選択する際にはとても重要になります。
  3. 信託財産留保額 - 売るときの手数料
    投資信託を解約する際にかかる手数料です。こちらも0円のものもあります。
  4. 隠れコスト
    売買委託手数料や監査報酬など、目論見書で事前に料率が記載されていない手数料のことです。これを知るためには、運用報告書を見る必要があります!
    例として、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の2020年4月27日の運用報告書を見てみると、以下のように信託報酬以外に、0.044%の隠れコストがかかっていることがわかります。

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投資信託は長期間保有するものが多いので、購入時には上記の手数料を比較検討したうえで購入するのが重要ですね!

閲覧ありがとうございました😄

#3 投資信託とは?

おはようございます!
本日は、つみたてNISAで選択する商品である投資信託に関して勉強していきたいと思います😀

投資信託とは
「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品」です。以下のイメージですね!

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投資信託の投資先は、運用会社によって様々な株式や債券などが選択されます。
そのため、1つの投資信託に投資すれば、間接的に複数の株式に投資できます!
例えば、米国企業(AppleAmazonなど)の株式を詰め合わせたものなどがあります。

投資信託のメリット

  1. 少額から始められる
    通常、日本で特定の会社の株式を購入しようとすると100株単位でしか購入できないため、まとまった資金が必要になります。しかし、投資信託は、少額(100円~1000円から始められるものもある)で始められます。
    投資の第一歩として向いていることがわかりますね(´▽`)

  2. 個人では買えない・買いにくい商品を間接的に購入できる
    一部の海外の商品は個人では買えないものがありますが、投資信託によって購入できるものがあります。また、株価が高すぎて買いにくい企業の株式へ投資信託によって間接的に投資できる点も大きなメリットですね。任天堂は1/8 15:00時点で1株 65,730円もしますからなかなか個人では手を出せないですね😅

  3. 手軽に分散投資ができる
    投資信託とは」で説明させていただいたように、投資信託の中身は複数の企業の株式や債券などの詰め合わせになっています。そのため、1つの企業の業績が悪くなったとしても全体への影響は小さく抑えることができます。このように、資産をいくつかの商品に分けてリスクを分散することを分散投資といいますが、投資信託1つ買うだけで、分散投資ができるのは有難いですね!

投資信託のデメリット

  1. 手数料がかかる
    手数料に関する詳細は別記事で触れたいと思います。投資信託は、販売会社・運用会社・信託銀行の3機関で成り立つため、投資信託を運用する手数料を支払う必要があります。手数料は馬鹿にならないので投資信託を選択する際には注意が必要です。

  2. 一攫千金が狙いにくい
    分散投資している分、短期間での大きな利益は狙いにくくなっています。長期投資を考慮することが重要かと思います。

本日はここまでにしておきます!
つみたてNISAを活用して、投資信託を購入するのが入門としてよさそうですね😄
投資信託に関しての詳細を次回以降で触れていきたいと思います。

 

ありがとうございました~

#2 つみたてNISAの疑問点!

こんばんは!

平日、忙しくて全然更新できませんでしたが、今日から頑張ります


本日は、前回の続きでつみたてNISA制度に関する疑問点を調べてみました。
基礎的な内容は以下をご覧ください 😀

syoshin-kabu.hatenablog.jp

 

Q1. 20年間非課税で運用できることは分かったけど、その後はどうなる?

NISA口座以外の課税口座(一般口座や特定口座)に払い出されます。
証券会社でNISA口座を作る際に、多くの方は特定口座を作成されていると思いますので、そちらの口座に移行されるということですね!

2021年に購入した40万円分の投資信託が2040年(20年目)に80万円になっており、そのまま保有していた場合に2041年からは80万円の投資信託が特定口座に移行されるというイメージです。これ以降は非課税ではないので、例えば、2042年に100万円になったため売却する場合は、100-80=20万円の利益に対して課税されます。

そのため、無理に20年目で売却する必要は無さそうですね( ̄▽ ̄) 

しかし、課税口座への移行時(20年目)に上記の例のように元本を上回っている場合とは異なり、移行時に元本を下回っている場合に注意が必要です。

2021年に購入した40万円分の投資信託が2040年(20年目)に20万円になっていた場合に保有し続けると、2041年からは20万円の投資信託が特定口座に移行されます。←ここまでは先ほどのケースと同じ流れですが、、、その後、2042年に100万円になったため売却しようとすると、100-20=80万円の利益に対して課税されます!

あれ・・・?一番最初(2021年)には40万円で購入したのに、売却時は20万円からの利益に対して課税されることになるみたいです😥
最初からNISAを使わずに特定口座で運用していた場合は40万円からの利益に対して課税されることになるので、こういったケースではNISAを活用することで損することになっています。こういったデメリットがあることは理解しておいたほうが良さそうです。

 

Q2. 途中で投資商品を入れ替える(スイッチング)ことはできる?

投資商品を入れ替えたい場合は、保有している商品を売却し、新しい商品を購入する必要があります。その際には、その年の非課税枠を新たに使用する必要があります。
なので、あまり切り替えるメリットは大きくなく、基本的には、現在保有している商品を売却せず、次から新しい商品を購入するように切り替えることがベターなのではないかと思います!

 

最初につみたてNISAに関して調べたときに気になったのはこんなとこですかね。
明日からは、つみたてNISAの選択商品である投資信託を中心に勉強していきたいと思います!

では、また~

 

#1 つみたてNISAとは?

第一弾として、つみたてNISAの基礎知識に関してです!(つみたては平仮名なようです笑)
会社で雑談しているときなどに耳にはしていたのですが良くわからないままここまで来ていたので調べました😀

 

金融庁のホームページによると、「つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です」と記載されています。

つまり、投資で取得した利益に対して本来かかる税金(約20%)を非課税にするというお得な制度であることがわかります!
あくまでも制度であって、つみたてNISAそのものが投資商品ではないことがわかります。

 

非課税になるお得な制度だけにどんな条件があるんだ(⊙ˍ⊙) と誰もが思いますよね。
金融庁のホームページより以下が条件とわかります。(投資信託ETFは後日記事にします!)

  • 利用できる方:日本に住む20歳以上の方
  • 年間の投資上限額:40万円
  • 非課税期間:最長20年間
  • 投資可能期間:2018~2037年
  • 投資対象商品:長期・積立・分散投資向けの投資信託またはETF金融庁が定めた条件をクリアしたもののみ!)

毎年40万円を上限として投資信託が購入可能な制度になっており、各年に購入した投資信託で得る利益に関しては、20年間、課税されないというものです。

 例えば、2021年に40万円分の投資信託を購入し、2040年(20年目)に100万円になっていたとします。売却すると60万円の利益を取得できますが、通常であれば約12万円を税金で払う必要があります。しかし、本制度を使えば、60万円をそのまま取得(非課税)できるということです。 もちろん、10年目など途中で売っても非課税です。

 

また、投資可能期間は2037年までなので、2021年から開始した場合、最大で40万円×17年間で680万円の投資が可能です。

少しわかりにくい点としては投資可能期間(2037年まで)と非課税運用期間(20年)は別物であり、2037年に購入した投資信託は2056年まで非課税運用が可能な点です。

2021年に投資した40万円と2037年に投資した40万円では非課税期間の終わりの年がそれぞれ異なるということですね!金融庁のホームページの以下の図がわかり安いかもしれません。

 

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基礎知識ということで、今日はここまでにしておきたいと思います!
調べている最中にも色々と疑問がわいていたので私が感じた疑問点に関して次の記事では触れていきたいと思います。

こんなかんじで記事を続けていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします😄